会社の印鑑をつくりましょう
2019年4月22日
一般的に会社を設立すると3つの印鑑が必要となります。
1つ目が会社の代表者印(実印)です。
会社の代表者印は会社設立の登記を申請するときに、実印として登録します。この会社の実印の大きさには制限があり、辺の長さが1cmを超え、3cm以内の正方形の中に収まるものでなければなりません。またゴムのような柔らかい素材や外枠が著しく欠けたものなどは使えません。会社の実印は一般的なものとしては、丸型の印鑑で二重丸のような形になっており、内側の丸の中に「代表取締役之印」等の文字が彫られ、外側と内側の丸の間に会社名が彫ってあります。実はサイズや素材の制限をクリアすれば個人の実印を代表者印として登録することも可能です。しかし、実用的な面から会社と個人の印鑑は別で作成し、会社名が入った印鑑を会社の実印とされる事をお勧めします。
2つ目が会社の銀行印です。
銀行印は金融機関で口座を開設される際に必要となる印鑑です。
こちらは大きさに制限はありませんが、通常は実印より一回り小さいサイズで作られる事が多いです。
3つ目は会社の認印です。
認印は通常四角い印鑑にすることが多いので、角印と呼ばれる事もあります。
見積書や請求書、領収書の発行の際に社名と共に捺印します。
一度作った会社の印鑑は、個人の印鑑と同様にこれから長く使うものとなります。実印の登録で制限はございますが、素材や形にこだわるのも良いですね。