事業年度の決め方
2019年1月15日
会社を作ると、期間を区切って、いくら儲かったのか、資本金がどれだけ増えたのか、財産が会社にどのくらい残っているかを計算しなければなりません。これを決算と言い、区切った期間を事業年度と言います。
事業年度は、1年を超えなければ、何カ月でも自由に決めてよいことになっていますが、1事業年度は12カ月にして、月末を決算日にするのが一般的です。
決算期は繁忙期を避けるのがおすすめです。
決算から2カ月後には申告期限が来ますので、登記が終わってすぐに決算が来ないように気をつけて下さい。
資本金が1,000万円未満の会社なら、消費税メリットを最大限活かせるように、設立から12ヶ月後が決算期になるようにします。
設立の日とは、法務局に登記の申請をした日を言います。
ただし、設立1年目の最初の6ヶ月間で売上が1,000万円を超える場合や、役員も含めて最初の6カ月の人件費が1,000万円を超えることが予測される場合には、設立の日から7カ月目に決算が来るように設定するようにします。
設立日は、思い入れのある日にしたいと思われる方は多いと思いますが、決算期は、会社にとってメリットの大きくなるように決定することをおすすめします。
会社設立をお考えの方は、是非弊社にご相談下さい。