資本金の決め方
2019年1月8日
資本金というのは、会社をスタートするための元手です
以前は、株式会社は1,000万円以上、有限会社は300万円以上と少々ハードルの高いものでしたが、改正により現在では、資本金1円から会社を設立できることとなりました。とは言っても現実的には、1円で事業をスタートすることはできません。ではいくらにすればいいのでしょうか
1.開業などに必要な設備資金、家賃、仕入れ代金など運転資金を計算する
2.事業を軌道にのせるまでにどの程度必要か予測する
3.1+2からその他借りられる金額をマイナスする
→資本金として用意すべき金額
金融機関などからの融資を受ける際は、資本金の額で借入の限度額が決まるので一般的には多いにこしたことはありません。
しかし、多ければ多いほど、資本金の額に比例して税額も上がっていきます
いったん出資した資本金は、基本的に会社が消滅しない限り、手許に戻ってくることはありません。
大切なお金ですから、よくお考えになって資本金を決定することが必要です。