意思決定は法人の方が手間がかかる
2025年1月15日
●会社で1番えらいのは誰?
会社の中で事業の意思決定ができる人、つまり1番えらいのは社長ではありません。
社長が株主を兼ねている場合が多いのでそう思われがちですが、
1番えらいのはオーナーである「株主」です。
ただ、現在法人設立をお考えの方のほとんどはご自分1人だけが株主と社長を兼任することを想定してらっしゃるのではないでしょうか。
それならどんな場合でも自分1人でほとんどのことを決められます。
●法人は議事録を残さなければならない
会社のことについてご自身1人で決めたことであっても形式として議事録を残す必要があります。
議事録の作成はご自身でされる方、税理士や司法書士に依頼する方
様々ですが、どんなかたちにせよ議事録を残すことが必須です。
面倒ではありますが、会社をつくると会社法などの法律にのっとった運営をしなければなりません。
これを怠ると後々思わぬ罰金や損をする可能性がでてきますのでご注意を。
●会社を構成する主な機関
いろいろな機関がありますが、主な機関として株主総会が挙げられます。
株主総会では株主が取締役を決めたり決算を承認したりするなど
会社の様々なことを決議する最高の意思決定機関です。
他にも取締役会や監査役などの機関がある場合もありますが、例え1人で会社をつくったとしても
「会社は組織である」
という建前がありますので個人事業よりも各種手間は多くどうしても煩雑になります。