クルマの経費化は会社のほうがトク
2024年4月30日
春になり環境が変わった方、従前と変わらない方いろいろあるかと思いますが、何か今までとは違うことをやってみようと考えられている方も多い季節ではないでしょうか。
今回は起業した場合、必要になることが多い車の経費について説明させていただきます。
★個人事業は事業に必要な分だけ
個人事業の場合、経費を事業に使用する分とプライベートな分を明らかにする必要があります。
例えば、300万円で車を買ったとします。その車を事業用として50%使用し、プライベートでも50%ぐらい使うとします。
この場合、事業用の50%にあたる150万円は経費として認められますが、残りの50%は認められません。
★会社は全額経費として減価償却
一方、会社にすれば事業用として必要なものか、そうでないかという判断だけになります。つまり、事業用として車が必要ならばそのすべてを経費とすることができるのです。
なぜなら、会社が使用する車は、プライベートで使用することを想定していないからです。
たとえ、少しだけプライベートで使用したとしても、その部分を明確に分けることは難しいので、常識の範囲内なら全額を経費として処理できます。
もちろん、車は長期にわたり使用する資産ですので、一括で経費として認められることはありませんので減価償却費として費用処理していきます。
減価償却費については別の回のブログで説明いたします。
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